Spitz 라이너 플러스 코멘트

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ひみつスタジオがリリースされ、秘密じゃなくなったけど、まだまだ秘密はある。1曲ずつのことをお話していただきます。

 13曲の秘密を教えてくれる~?凄い!DJは加藤真紀子さん。


タイトルはどこからきたのですか?

決まっていなかったのと、スピッツ何やってたの?と聞かれたときに秘密の活動としていた。
 

Q:いつもと違うことはありましたか?

いつも通りではあったけど、4人で演奏するのが凄く楽しく感じた。

田村さん:猫ちぐらを録った時に4人で集まれなくて、会うことなく録ったので4人で録ったら凄いだろうな~と思った。

 
1曲目:「i-O」(修理のうた)アイオー。ロボットの名前がアイオーと言います。

 草野さん:最後にできた曲。いい感じで仕上がった。一番新しい曲を一番先に聴いてほしいと思った。

 三輪さん凄くプッシュ!マサムネは最後の方に凄くいい曲(すべていいけど、それを超えてくる曲を作ってくる)を持ってくる。

 ジャケットは次のアルバムが浮かんでる草野さん。

 草野さん:修理という言葉が象徴的。色んなものが不具合とかが出てきて、それを修理しながらやっていきましょうという歌。何度故障しても直せるからが頼もしい言葉。

 

2曲目:「飛べ」 そりゃ~嬉しくて半笑いで録った。勢いで録った。2年半前頃録った。田村のベースでいつも歌っているから全然違和感ないけど、ほかのバンドのベースが大人しく感じる。

あんなに動くんだ。と思うインタビュアー。

 

3曲目:「大好物」タイアップ、お題があるというのはどんな感じですか?

    草野さん:作るときに自由によりこれに合う感じでと言われた方が作りやすい。クライアントのご要望にお応えする感じ。凄く素敵な作品になった。

 

4曲目:「美しい鰭」コナンとスピッツ。大丈夫かなと思った。東京事変→バンプ→スピッツ。映画館で流れるのをこだわって作った。映画館で響いてほしいと思った。録る時は強火で一気に。音作りは時間かけて作った。草野さんは映画館にコナンのTシャツを着て観に行った。﨑山さんのフィルインこの音正解だったなと思った。私:また観に行きたくなっちゃったな。

 

5曲目:「さびしくなかった」君に会うまではというテーマはあったものなのですか?

草野さん:クリントイーストウッドの「ヒア アフター」という映画があって、超能力者を描いている映画。超能力者で色々見えちゃって子供の頃から友達がいない人の一人でご飯を食べているシーンを思い浮かべながら作った。

 みんな初めて草野さんの話を聞いて、レコーディングも変わっていたかもって田村さん。かなりグッとくる。なかなかですよ。by 三輪さん。

 

6曲目:「おばけのロックバンド」4人ともボーカル。ニコニコにならざるをえない。目指せ!スマップでした。ドリフです。by 三輪さん。「これ歌ってもらうよ」って曲だった。草野さんが歌うにはちょっと低い。一人ひとりおばけになってもらった。レコーディング楽しかった。草野さんがアドバイスしてくれて楽しかった。by 﨑山さん。

牛丼食べた。

 

7曲目:「手毬」見っけの頃からあった。今のスピッツっぽい。歌詞が1番と2番と群れに馴染めないなと思う時と、一人は嫌だなという気持ち。

 

仮タイトルの話。手毬は?サンディーは仮タイトルだったけどそのまま。アイオーが仮タイトルで修理の歌にしようといっていたけど、i-Oで読んでいてそれが定着したので両方ついた。

 

8曲目:朝倉さやさん民謡の方にお願いして。本物だー。アレンジアイデアは?作曲とかデモテープを作るときに民謡を入れるんだったら、サンプリングじゃなくて、ちゃんと歌ってもらった方がいいんじゃないかと思って。朝倉さんからも歌い方の提案をしてくれて、北っぽいとか南っぽいとか沖縄っぽいとかこういう風になりますと提案してくれた。出身は山形の方だけど、青森の方になるとこういう風になりますとか、いろいろう提案してくれた。こぶしの数とかいろいろ要望出したら、要望通りにしてくれた。面白い。地域によって歌い方が変わるんだな~。かっこいいハードロック。私:激しめで好きです。朝倉さやさんいいですね~。

 

9曲目:紫の夜を越えて

 いちばん古い曲。2020年の頃。ニュース23のエンディング曲。必ず夜は明けるよねっていう歌にしたかった。タフな曲にしたかった。ここから始まっている。サビの歌詞やメロディーが浮かんだ場所は駅のエスカレーターに乗っている時に浮かんできた曲。みんなコロナ禍の中出勤しなくちゃいけない人たちが動いているのを見て浮かんだ。人がいないところまで行って歌詞とかメロディーとかメモした。

 

10曲目:サンディー

 トゥモローという曲に近いので仮タイトルサンディーで、ファンクラブで歌った。ホーンアレンジバージョンはこのアルバムで初めて。ありそうでなかった。ホーンがステキ。60年代のイギリスのポップ。レトロな感じを狙っている。

 

 「そりゃ凄いね」と思った歌詞(3人に質問)。

 三輪さん:「さびしくなかった」いいな~と思った。ぐっとくる。

 田村さん:歌詞は知らずにレコーディングしている。歌録りの時にこんな歌詞なんだと知る。小惑星のところ、小学生じゃないんだ。と思った。

 﨑山さん:世界が広いと感じる。歌入れの時に印象が変わるときがある。「大好物」は大好き。柔らかくて前向き。いい感じで楽しい。

 草野さん:あざーす!

 

11曲目:「ときめきpart1」。タイアップの話が来た時は作品を知らなくて、漫画を読んだときはシリアスな感じで悲しい感じと思っていたけど、映画製作サイドからはポジティブな感じでという要望だったので、そちらの方向に軌道修正して作った。ソロのバイオリンは初めて。バイオリンのアレンジはデモテープは草野さんが作って亀田さんが清書した。水のイメージかも。

 

12曲目:「賛歌」仮タイトル「アンセム」カノン進行。讃美歌が好きな草野さん。佐々木詩織さん声の綺麗なシンガーの方に重ねていただいた。ありそうでなかった曲。いろんな風にとらえられる曲だなと思うインタビューアーさん。

賛歌とか手毬とか録った時にアルバムが見えてきた。今回もいろいろやっている。女性の讃美歌っぽい声を重ねた。ストイックに演奏している。構成はシンプル。ギターソロない。フレーズが入っているから。シンプルなバンドサウンド。

 

13曲目:「めぐりめぐって」アップテンポな曲はセルフ。この曲も1曲目候補だった。ライブの1曲目のイメージで作った。憧れ。いつか作りたいと思っていた曲。まさにタイトル的な曲。レコーディングは最後。今のスピッツを聴かせようと思って。ミュージカルっぽい曲も作りたくて。

 

色々聞かせていただいて面白かったー。前回「見っけ」がリリースされたときはじっくり1人で聴いていたけど、今回はアルバムリリース前から楽しく聴いて楽しみたいという気持ちが強くて、スピッツとともに一緒にという感じで聴いている。ラジオを聞きながら、秘密を今のスピッツの言葉で明かされていく。ライブにつながっているのを感じながら楽しませていただきました。いつもより距離近い感じがする。嬉しいですね。ジュナイダさんの絵本も届き、カウントダウンTVも観れた。引き続き、楽しい時間を過ごしまーす。寝ないのかーい?なぜか眠くない。